解説・説明：お問合せより施工させて頂きましたデザインウォール。壁の無い所に壁を作るとなると色々な問題点は出てきますが、そこはご理解頂き施工にあたりました。 というのも、やはり壁にはある程度の強度が必要になってきます。したがって、厚みを薄くするから安くなる？といった安易な考えは禁物です。 造形をするにあたって、その躯体が大事になってくる説明をするのが、いつも大変だなと感じてます。しかも、オーダーメイドの作品になる訳ですから、 既製品より若干、割増しになるのは、もちろんです。お洒落に・・・という前に、その根底には安全性も考慮していることを解って頂くことが大切だと思います。 プラモデルでも、完成品を見て下さい。もし、作る途中に完成品ではないパーツを付けたらどうでしょう？もちろん、完成品には成らなく、違った形で出来てしまうのです。 初めに決めたプラン（パース）で私も製作するわけで、その途中で変更できることと、出来ないこともある訳です。それが、安全性に欠けると信用にも関わります。 職人の意欲を最大限に搔き立てるもの。それはなんでしょうね・・・専門的な目で見ると、施工１つ１つ確認してもらう事。決めた通りに出来てるか見てもらう事。 これに対してのお客様のパフォーマンスが大きく影響するのではないか？と思います。いえ、思いました。 さて、ステンドグラスを取り入れたデザインウォール。今回は、壁の前に、お客様支給のﾓｰﾙﾄﾞ品を再利用して、花壇仕立てに仕上げました。 お洒落に出来上がってると思います。道行く登下校の小学生達も驚いてましたよ。 今回は、御依頼頂きありがとうございました。