解説・説明：この度、お問い合わせ頂きましたN総業様のお仕事で萩市の藤原様邸にてｺﾝｸﾘｰﾄ打ちっぱなしという造形工事をしました。最近、このご依頼が多くあるらしく、私も左官屋さんの端くれなんで、これくらいはやらねば と今回、施工させて頂きました。とはいえ、初めてではなく何度かやってる工法なんで、そう考えることは無いんですが、意外に地味な作業でして、以前、私は型枠職人をしていたことがあり、この理屈を解っていた方が、仕上がりにも少し影響してくるように思うわけです。もちろん、キレイに仕上げるのも一つ。ただ、型枠の中にｺﾝｸﾘｰﾄを流し込むと実は、そんなに綺麗には仕上がらないのです。その模様や、マメ・ジャンカ（砂利などが表面に出来ること）などが、少なからず出てきます。そんなところを若干、誇張して仕上げるんです。すると、嘘っぽくないんですよ。 気候や・水の配分・押さえ方などなど、いろんな条件下で出来るこの打ちっぱなし風。面白い工法です。 何より施主さまに気に入って頂けることが最優先ですが、、、 スタイリッシュな仕上がりかつ、嫌みのないデザインだと思います。こんな作品を見てみたい方、御一報くださいね。